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az(3/5)

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あれから何日かが過ぎた。

その間に何度か同じ事があった。


半分のぼくが帰ってこなくなった頃にあの人の首の板が2枚になった。


そしてあの人はあまり笑わなくなった。

代わりに目を真っ赤にすることもなくなったけれど…


きっといつかはぼくの番もまわってくる。

そんな風な思いだけはあった。


最近はあの人の考えがわからなくなっていた。

怖い感じが薄まってそれでも他のぼくが連れていかれて。

時折あの人がぼくに向かって声をかけるけど怖くて返事ができなかったし近寄ることもしなかった。


そんな時あの人は決まって寂しそうな悲しそうな顔をして少しだけこちらに笑顔を向けてから諦めるように部屋をでていく。


そんな日が何日か続いてとうとうぼくとl(エル)だけになった。

lも薄々感づいていてぼくと同じように距離をとるようになっていた。


あの人がはいってきて今日は何かはっきりと怖い感じが見て取れて、やっぱりいつものように距離をとった。


しょうがないなと困った顔をしたあの人と、ぼくとあの人を交互に見てあの人の足下に座ったlと、高いところから見下ろすぼく。


あの人はほかのぼくにそうしたようにlを抱え上げて背中を向けて部屋から出て行った。

最後にあの人の腕の中にいるlと目があった。

先にいくからね。

そんな風に言われた気がした。

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